こちらは青春番外地

ツイッターでは溢れることを書きます。「ですます」「である」が混在していますが、書いた時の気分次第です。面倒なので統一はしません。

起業したがる大学生について。

◆最近、起業したがる大学生や転職したがる就活生が多い。好景気が続いており、社会も成熟しているので、路線を外れたいと願う余裕が生まれているのだろう。

◆こういう人たちはいつの時代でも一定数いる。学生時代から起業している人たちというのは技術的・市場的なバックグラウンドや武器を持っていることが多い。そして確実に持っているのが理念やポリシーをバックグラウンドとした「実現したい世の中」の存在だ。

◆周囲の「起業したがる大学生」たちは次のようなことをよくいう。「やりたいことはわからないので、これから探していきたい。将来的にやりたい」

◆断言しても良いが、「漠然と起業したい」という人間はいつまでたっても起業しない。なぜなら、起業している人は、「実現したい世の中」があり、「やりたい事業」を思いつき、居ても立っても居られないので起業するからだ。

◆バックグラウンドや武器がある人間は多い。それらを強みとして優良企業や自己実現に繋がる仕事をしている人も同様に多い。しかしそれらの人が起業しない理由は「実現したい世界」がないからだ。

◆果たして、二言目には「起業したい」という大学生は事業の背骨となるような「実現したい世の中」があるのだろうか。そうでなければ起業する意味なんてないと思うのだけど。