こちらは青春番外地

ツイッターでは溢れることを書きます。「ですます」「である」が混在していますが、書いた時の気分次第です。面倒なので統一はしません。

起業したがる大学生について。

◆いよいよ起業したがる大学生が僕の周りで鬱陶しく思えてきたので、耐えかねてこのようなことを書きなぐろうと思う。近頃卒論やら雑務やらで忙しくてテンパっていることもあるので各位よろしくお願いする。

◆起業したがる同級生後輩が非常に多い。はっきりいう。同級生の多くは就活やゼミが上手くいってない連中が大半だ。後輩は大学生活が上手くいってない連中が大半だ。もちろん、環境を変えてみるというチャレンジは重要だ。しかし、これは逃げになっていないか。

◆大学生は暇だ。自由な時間が多い。だからこそ、楽しいことをする。楽しいことがないので、何かにチャレンジしているふりをして満足しようとしているだけではないのか。大多数が熱中するゼミやサークル、大多数が注力する卒業研究やバイトなど、そういうことに熱心に取り組む努力をしていないから、起業したいと思うのではないか。

◆何度でもいうが、ほんとうの起業家は起業というのは「実現したい世界がある」からするのだ。そこに環境を変えたいだとか、自分を試したいだとか私利私欲はほとんどない。誰かのために、社会のために、「実現したい世界がある」ので、居ても立っても居られなくなって起業するのだ。彼らが語る言葉にはほんとうの熱が宿る。だからこそ、仲間が集まりお金も集まるのだ。

◆現実の課題から逃げるように起業する奴には仲間も金も集まらない。そんな奴の語る言葉には熱も何もないからだ。もし、周りに誰かが集まったとしたらそれは金目当ての銭ゲバだ。共に世界を変えようとする同志ではないのだ。

◆「実現したい世界」がないのに起業しようとしているそこの大学生。大学生活は上手くいっているか?志望度の高い企業から内定はもらえそうか?研究は楽しいか?もし、それらが満たされていて、「実現したい世界」のためにそれらを蹴っても良いというのであれば起業した方がいい。いや、起業してくれ。そういう君たちがこれからの社会を担うのだ。頼む、起業してくれ。そういう起業家には、微々たる額だが、ぜひお金を出したい。夢を叶えてこの世界を「実現したい世界」にしてくれ。頼む。

◆大学生活はそこそこだし、第3希望くらいの企業からは内定をもらえて、ゼミは仲間がやってくれていたり特に何もしていない、「実現したい世界」なんてない、そんな奴が起業してもろくな結果にならないと思う。目障りだし、ほんとうに起業すべき奴らにとって迷惑だから、何もいうな。勝手に起業しててくれ。