こちらは青春番外地

ツイッターでは溢れることを書きます。「ですます」「である」が混在していますが、書いた時の気分次第です。面倒なので統一はしません。

面白い会話について。

◆久々に遅くまで人と話した。時間が遅くなると、ついつい余計なことやしょーもないことを喋りすぎてしまう。自分の思っていること、自分の伝えたいことをやたらめったらに喋っていると、いつの間にか自分の知らないことまで喋っている。

◆自分の知らないことを喋っているというのは非常に面白い。当然、知識として記憶していることを話しているつもりが、その当時の感情や物事の解釈を積み重ねていくと、いつの間にか全く「知らないこと」(=新たに気づいたこと)になっている。

◆しかも、その「知らないこと」について会話していく中で、シームレスに、会話相手からレスポンスがくる。このインタラクティブなやりとりの中で、思考と情報のスピードは一般の大学の講義やディスカッションをはるかに上回る。

◆視点をずらして、正確さの観点から見てみたい。ここでの知識や情報の正確さは、講義やディスカッションに比べてかなり劣る。それは、手元に資料や記録がなく、さらに事前にテーマの共有が行われているわけでもないので事前の情報整理も行われてないからだ。

◆一般に多くの物事で、正確さとスピード感がトレードオフの関係にあることは知られている。しかしながら、情報通信技術の発展によって、飲み屋であっても大学の教室であっても、ある程度の確度の情報であれば、スピード感を損なわずに得ることができる。

◆これからの会話は、正確さの向上に見られるように、できることが増えていく。面白い会話の質やありようは良くなっていくはず。その変化に対応し楽しめるように、自らの知識やセンスを楽しく鍛えていきたい。